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レクサスUXは、コンパクトサイズのクロスオーバーで、走りもよい

「レクサスUX」は、コンパクトサイズのクロスオーバーというコンセプトも個性的だし、走りもよい。

レクサスUXは全長4.5メートルと比較的コンパクトなボディサイズを持ったクロスオーバーだ。いかにも走りがよさそうなスタイリングで、実際に操縦しても、期待を裏切らない。

ラインナップは、2リッターガソリンの「UX200」と、2リッターハイブリッドの「UX250h」である。

UX200は1986ccの4気筒エンジンを使い、最高出力は128kW(174ps)、最大トルクは209Nmだ。エンジンは力強く、4000rpmから最大トルクを出す設定だけに、上まで回して力を引き出す楽しみもある。

変速機は無段変速機(といっても10段の有段タイプ)のCVTで、今回、発進用のトルコン式ギアを追加したのが新しい。この「ダイレクトシフトCVT」により、たしかに、ダッシュは力強い。時速60キロまでこの”発進用”ギアで引っ張れるという。

いっぽうUX250hの魅力はスムーズな気持ちよさにある。1986ccのガソリンエンジンは107kW(146ps)の最高出力と188Nmの最大トルクを発生し、さらに電気モーターによる202Nmのトルクが上乗せされる。従来の同種のハイブリッド車よりいっそう加速感がスムーズに感じられ、好感がもてる。

走りについて、UXの開発者たちは大きな自信を持っているようだ。低重心化のボディ設計をはじめ、ボディ骨格には接着剤を積極的に使い、しなやかにたわむ感覚を生み出されているとされる。

もうひとつは空力ボディだ。UXではボディパネルの設計を徹底的に見直して、空力をハンドリングの向上にも役立ている。直進安定性を上げるとともに、レーンチェンジなどが気持ちよく行えるような設定にしているという。

はたしてレクサスUXは、高速道路でも、市街地でも、箱根のようなワインディングロードでも、快適にかつ楽しく、かつ安心して走れるクルマになっている。

SUVというよりハッチバックとのクロスオーバー、と開発者が語り、走りの面ではハッチバックに負けないように努力したと主張する。その成果は出ているように思われる。

全長4.5メートルの車体はどちらかというとコンパクトで、レクサスでは「基本的に2人で使うユーザー向け」というだけに、パーソナル性が高いモデルだ。大きなSUVはいろいろあるけれど、手ごろなサイズの上質なSUVという点で希有な存在といえる。

仕様は標準モデルに加え、「version C」「version L」とスポーティな「F SPORT」がある。価格はガソリンエンジンのUX200が390万円から、ハイブリッドのUX250hの前輪駆動版が425万円から、4輪駆動版が451万円からとなっている。

小川フミオ / ライフスタイルジャーナリスト

慶應義塾大学文学部出身。自動車誌やグルメ誌の編集長を経て、フリーランスとして活躍中。活動範囲はウェブと雑誌。手がけるのはクルマ、グルメ、デザイン、インタビューなど。読者の方がたの興味に合致しそうな”いいクルマ”の世界を紹介していきたい。

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