Flora HOMME Vol.23


咲き乱れた花と、 そこに埋もれる人類の叡智が詰まった腕時計。 一瞬と永遠の美がここに競演する。

CARTIER

タンク MC クロノグラフ

タンクシリーズの中でもメンズ専用コレクションで、やや大きめのケースサイズや腕に馴染みやすい少しカーブを描いたケースラインが特徴。
モデル名にもある「MC」とはManufacture Cartierの略で自社製ムーブメントの証であり、こちらには自社製のクロノグラフキャリバー1904-CH MCが搭載されている。自動巻き。18KPGケース。ケースサイズ43.9×38.9㎜。291万6000円。カルティエ カスタマー サービスセンター 問0120-301-757

A.LANGE&SOHNE

1815 クロノグラフ(上)

脈拍計測用のパルスメーターを備えたフライバッククロノグラフに、今年ピンクゴールド仕様が加わった。温かみのある色合いで、従来のホワイトゴールドとは違った魅力を放つ。自社製クロノグラフムーブメントを搭載し、フリースプリング式ヒゲゼンマイを組み込んだ毎時1万8000振動のロービート仕様となっている。手巻き。18KPGケース。ケース径39.5㎜。610万2000円。A.ランゲ&ゾーネ 問03-4461-8080

de GRISOGONO

ニューレトロ スケルトン トゥールビヨン(下)

カンヌ国際映画祭でレッドカーペットを歩く女優たちが、こぞって同社のジュエリーを身に着けるのはいまや恒例。ウォッチメイキングも独特なスタイルで、こちらはレトロなTVスクリーン型のケースをスケルトンにし、香箱、輪列、トゥールビヨンを表裏から眺めるようにした。上下に貫くゴールドのブリッジは華やかさの中に力強さを表現する。手巻き。18KPGケース。ケースサイズ50.6×44.1㎜。1629万7200円。ムラキ 問03-3273-0321

2018年11月「HORLOGERIE]本誌より引用(転載)

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