PATEK PHILIPPE ノーチラス40周年モデル登場!


フォーマルにもカジュアルにも使えるラグジュアリー・スポーツウォッチが続々と誕生したのは1970年代のこと。その中でも別格の存在が、1976年に初代モデルが発売された名門パテック フィリップの「ノーチラス」。

“ウエットスーツにもタキシードにも”というコピーで登場したこの腕時計はすぐにセレブリティの定番となった。今年は天才ジェラルド・ジェンタがデザインした、時計史に残るこの名作の誕生からちょうど40周年。これを記念してこの秋、2種類の限定モデルが発表された。

1本はコレクターの間で“ジャンボ”と呼ばれる初代モデルのテイストを今に伝えるプラチナケース&ブレスレットのシンプルモデル。そしてもう1本が、2006年の30周年モデルの機能とスタイルを継承するホワイトゴールドケースのフライバック・クロノグラフモデル。

どちらもバーインデックスにバゲットカットダイヤモンドをセット。店頭での購入は困難な希少な逸品だ。

ノーチラス・クロノグラフ

Ref.5976/1(左)

完全自社製のフライバック・クロノグラフムーブメント「キャリバーCH 28-520 C」を搭載する。2006年発表の、初のクロノグラフモデルを彷彿させるデザインも新鮮だ。シリアルナンバー入りで限定ボックス付き。12気圧防水。自動巻き。WGケース&ブレスレット。世界限定1300本。1135万800円

ノーチラス

Ref.5711/1(右)

初代ノーチラスへのトリビュートモデル。Ptケース6時位置の側面にはダイヤモンドがセットされる。搭載ムーブは時計愛好家が絶賛する「キャリバー324 SC」。初代のものを忠実に再現した限定ボックス付き。12気圧防水。自動巻き。Ptケース&ブレスレット。世界限定700本。1334万9200円


ブルーエンボス文字盤の6時位置には、40周年を記念する「40 1976-2016」の文字が控えめに入る

Text_YASUHITO SHIBUYA

2016年11月「HORLOGERIE]本誌より引用(転載)

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