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MECHANICAL IN NATURE

昨年に引き続き、生き生きとした植物がデザインされるボタニカル柄を用いたファッションがトレンドだ。かわいらしい花柄よりも、木の葉や茎、草花をモチーフにすることで、ナチュラルな大人っぽさかつ、上品さを纏うことがポイントとなっている。さて、腕時計の世界はどうか。こちらもまたグラマラスさよりも抑制のきいた上質なミニマムスタイルが話題となっているのを鑑みると、ナチュラルで本質的な方向に向かっていると言える。デザインされたグリーンの中で、そんなボタニカルシックな時計をご紹介する。

PANERAI

1950年代の歴史的な「ルミノール」のオリジナルに着想を得て、丸みのあるミドルケース、リューズプロテクターなどで当時のモデルの特徴を継承した3針のベーシックモデル。搭載される自社製Cal.P.9000のために新たに誕生したケースデザインである。ブラックフェイスにはサンドイッチ構造のダイヤルを採用して伝統的なスタイルに仕上げた。3日間パワーリザーブ。「ルミノール マリーナ 1950 3デイズ オートマティック アッチャイオ」。自動巻き。SSケース。ケース径42mm。/オフィチーネ パネライ 問0120-18-7110

FRANCK MULLER (左)

時刻表示がランダムに配置された文字盤で、日常をもっと自由に過ごそうと提案するフランク ミュラーの遊び心が伝わってくる「クレイジーアワーズ」。今年で12年目を迎える看板シリーズだ。このコッパーモデルはダイアルカラーもレアだが、外周に通常のクレイジーアワーズとは異なる1分刻みの白いレイルトラックが施され、クラシックなエッセンスを加えた珍しい1本。「トノウ カーベックス クレイジー アワーズ。自動巻き。18KPGケース。ケースサイズ47×34mm。/フランク ミュラー 問03-3549-1949

BREGUET (右)

人気パイロットウォッチから待望のローズゴールドモデルが登場。ゴールドならではのずっしりとした重量感がリッチな気持ちにさせてくれる1本。ブラウン文字盤との相性もよく、上品さを醸し出す。ムーブメントはブレゲ独特のシリコン製脱進機とヒゲゼンマイの採用で、毎時72000振動というウルトラハイビートを実現し、1/20秒単位での計測が可能。センターには30秒で1周する赤いクロノグラフ秒針と、白い30分積算針を備える。「タイプXXⅡ」。自動巻き。18KRGケース。ケース径44mm。/ブレゲ 問03-6254-7211

AUDEMARS PIGUET (左)

チタンケースに、鮮やかなホワイトセラミック製のベゼル、リューズ、ブッシュボタンを備えたコンプリケーションモデル。12時位置のブランドロゴから6時位置のリューズのポジション表示まで囲む砂時計を象ったようなユニークなブリッジにもホワイトセラミックを採用。3時位置には第2時間帯を表示、9時位置にはトゥールビヨンを搭載する。「ロイヤル オーク コンセプト・GMT トゥールビヨン」。手巻き。Tiケース+ホワイトセラミックベゼル。ケース径44mm。/オーデマ ピゲ ジャパン 問03-6830-0000 My Gallery M¥36,720/PIANTA×STANZA SHOWROOM 問03-5566-6055

VACHERON CONSTANTIN (右)

伝統を伝えたいという情熱から始まったヒストリーク・コレクションから、ボリューミーなスクエアケースモデルを復刻。ケースには曲面的な段差のある3つの面が備わっており、スクエアながら四隅を丸くしたり、直線ではなく3次元的に曲線に描くなど丸みをもたせた、そのケース形状は、躍動感のある美しさを放っている。ムーブメントには新ジュネーブ・シールの基準を満たしたキャリバー2460SCを搭載。「ヒストリーク・トレド1951」。自動巻き。18KPGケース。ケースサイズ43.06×36.47mm。/ヴァシュロン・コンスタンタン 問0120-63-1755

ZENITH

ヨットレースを戦うスピンドリフト・レーシングチームのオマージュとして登場。ストラトスシリーズでは初めてのオープン仕様を施され、ゼニスらしさを主張する。マットなダイヤルや、消防士や救急隊員の作業服にも使われているNomexファブリックコーティングを使用したブラックラバーストラップのミリタリーテイストは、ゴールドケースのリッチさを引き立ててくれる。「エル・プリメロ ストラトス スピンドラフト・レーシング」。自動巻き。18KRG×Tiケース。ケース径45mm。/LVMHウォッチ・ジュエリージャパン ゼニス 問03-5524-6420

TAG HEUER (左)

スタイリッシュなアラビアインデックスと、上下のインダイヤルの絶妙なバランスが洗練されたデザインにしている。針、インデックス、アリゲーターストラップはブルーに統一し、抑制のきいた外観に仕上がっている。ムーブメントには自社製「キャリバー1887」を搭載。「タグ・ホイヤー カレラ1887 ヘリテージ クロノグラフ」。自動巻き。SSケース。ケース径41mm。/LVMH ウォッチ・ジュエリージャパン タグ・ホイヤー ディヴィジョン 問03-3613-3921

BREITLING (右)

1952年に誕生したファーストモデルから受け継がれる、航空用計算尺をベゼルと文字盤に装備した「ブライトリングの中のブライトリング」とも呼べる傑作クロノグラフ。90年代に人気を博した“縦三つ目”のインダイヤル配置が日本向けスペシャルバージョンとして登場。ムーブメントもキャリバー・ブライトリング13を搭載。「オールド・ナビタイマージャパン エディション」。自動巻き。SSケース。ケース径41.5mm。バレニアカーフストラップ。/ブライトリング・ジャパン 問03-3436-0011

JAEGER LECOULTRE

レベルソを成功に導いたアールデコスタイルを継承するケースデザインと、反転する精密なケースは、不動のアイコン。こちらはムーンフェイズとカレンダー機能を搭載した手巻きモデル。多機能にもかかわらず、ムーブメントの厚さがわずか4.29mmと、腕の収まりもよい。その薄さながら、ダイヤルは立体的なインデックスを施し、視認性にも優れているのが魅力。「グランド・レベルソ・カレンダー」。手巻き。18KPGケース。ケースサイズ48.5×29.5mm。/ジャガー・ルクルト 問0120-79-1833 多肉ドーム/アクタス 問03-5269-3207

BELL&ROSS

プロが使用する航空時計でもあるBR03は、幅46mmのBR01の変更バージョンで、幅42mmにサイズダウンしたモデル。マットなブラックのセラミックケースは、ストラップや文字盤までカラーのトーンをまとめることでミリタリー感を演出している。卓越したデザイン性はファッションとの相性もとても良い。「BR03-92 COMMANDO CERAMIC 」。自動巻き。セラミックケース。ケース幅42mm。/オールブルー 問03-5977-7759

VISCONTI(左)

イタリアの筆記具メーカーであるビスコンティが創業25周年を記念して、ウォッチメイキングの世界に進出。橋げたをモチーフにしたブリッジを持つデザインで、円型と角型を合わせたような独特なケース形状が特徴。ブラックPVD加工されたケースに、外周にはイエローミニッツトラックを備え、イタリアらしい配色の文字盤も新鮮だ。「25thアニバーサリーPVDスティール クロノ ロードスター」。自動巻き。SSケース(ブラックPVD)。ケース径42mm。250本限定。¥860,000
/ユーロパッション 問03-5295-0411

ORIS (中央)

オリスにしては複雑かつ、ドレッシーな1本がこのモデル。デイデイトやGMTに加え、ムーンフェイズまで付いたコンプリケーションが、丁寧にポリッシュされたレクタンギュラーケースに納まっている。文字盤は光沢のあるシルバーカラーに、インダイヤルを配置し、飽きのこないデザインを演出する。非常にコストパフォーマンスが高く、ビジネスユースにもってこいの1本だ。「レクタンギュラー コンプリケーション」。自動巻き。SSケース。ケース幅32×35mm。/ユーロパッション 問03-5295-0411

CUERVO Y SOBRINOS (右)

いつも上質なヴィンテージスタイルとユニークな個性を時計で表現するクエルボ・イ・ソブリノスから登場したGMTモデル。子午線を描いたようなダイヤルデザインのセンターには、回転ディスクを備え、そのポイントが第二時間帯の時刻を指す。アイボリーカラーの文字盤にブルースチール針の組み合わせは、ノスタルジーを感じさせる。6時位置にはデイトを表示。スケルトンバックからはイニシャルが刻印されたローターが見られる。「ヒストリアドール GMT」。自動巻き。SSケース。ケース径40mm。/ムラキ 問03-3273-0321

Photos by Noboru Kurimura Styling by Katsuya Kubokawa Coorporation by PIANTA×STANZA SHOWROOM

2015年3月「HORLOGERIE]本誌より引用(転載)

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