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-ラグビー日本代表 魅力的な外国人選手-

ラグビーの日本代表には多くの外国人選手(海外生まれ)がいることをご存知でしょうか。ラグビーには独特のルールがあり、国籍を持っていなくても、ある条件を満たせばその国の代表になることが出来るのです。ワールドカップは国と国の代理戦争だと声高に叫ぶサッカー好きの方々から見れば意味不明のルールだと思いますが。元々は、英連邦であったニュージーランドやオーストラリアに居住することになったイギリス人が、その居住地でラグビーの代表選手になることが出来るように設定された自分都合のルールだったようです。

しかし、今ではラグビーというスポーツの特徴である許容性やダイバーシティという独特の良き文化を象徴しているものとなっています。ラグビー日本代表は、日本人の代表ではなく、日本でラグビーをする人達の代表(日本ラグビー協会傘下のチームでプレーする選手の代表)であり、外国生まれの人達も大事な仲間の一員なのです。毎日“君が代”を歌う練習をし、歌詞の意味まで皆で勉強しています。一度何処かの国の代表になればその他の国の代表になることが出来ないので、生まれ故郷の代表を辞退して日本代表を選んでくれた選手も多々います。

日本人以上に日本を愛し、日本の為に献身的に戦う姿には心打たれます。キャプテンのリーチマイケルはニュージーランドから高校時代に留学に来て、日本人の奥様をもらい日本国籍も取得した人物。高校時代はヒョロヒョロな選手でしたが、東海大学と東芝で鍛え上げられ、現時点では世界的にも一流の選手で、何処にでも顔を出し、何度もタックルとボールキャリーを繰り返す姿には感銘を受けます。

大阪弁の長身196㎝のニュージーランド人がルークトンプソン。体を張れる選手がラグビーでは最も尊敬されますが、その権化の様な人物。 西洋人の姿かたちですが、その献身的なプレーと流暢な大阪弁には浪花節が良く似合います。残念ながら2015年ラグビーワールドカップを持って代表を引退。

アマナキ・レレイ・マフィ、あだ名はフィジカルモンスター。2015年のラグビーワールドカップでのシンデレラボーイであり、エディをして“神からの贈り物”と言わしめた人物。2015年のワールドカップでブレイクして以来、現時点では世界最強のNo.8と言われ、世界最強リーグと言われるスーパーラグビーの最優秀選手にも選出される程の選手に成長。元々京都にある花園大学にスカウトされトンガから来日。ラグビー場で有名な花園と勘違いし、ラグビー強豪校に入学したつもりでしたが、実際は関西リーグ2部の弱小チーム。

人目に触れることも無く、このままではトンガに帰国するしか術は無いと落ち込んでいました。しかし、たまたま試合を観戦したトップリーグのドコモのスカウトの目に留まりドコモに入社することに。そして、トップリーグの試合をたまたま見に来ていた日本代表監督のエディの目に留まり即日本代表に召集されます。只、少し遅れて、子供の頃からの憧れだったトンガ代表からも召集がかかったのです。悩み抜いた挙句に日本代表を選択。そんなトントン拍子の中、2014年の年末の試合で選手として再起不能の恐れもある大腿骨脱臼骨折というけがを負ってしまいます。

ラグビーワールドカップまで9カ月しかなく、夢だったワールドカップを諦めるしかないと傷心の入院生活。そこに9月19日(南アフリカ戦)に会おうというコメントをエディが持参。これに涙し、苦しいリハビリを乗り越え、奇跡的に7月に代表復帰。そして、ワールドカップでのセンセーショナルなデビューをかざり大爆発! 来年2019年の日本開催ワールドカップでも大活躍してくれるでしょう。他にも魅力的な海外出身者が沢山いますので、是非注目して下さい。

to be continued

ライター:中路由人(なかじゆうと)

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